ここ数年プロスポーツ選手のデュアルキャリアという働き方、考え方が注目されています。
僕はサッカーが好きで、特にサッカー選手に注目してしまうのですが
選手は引退後、どうやって収入を得ているのでしょう?
コーチ、監督などの指導者、解説者、など競技に関係することで収入を得ることができるのはほんの一握りです。
現役時代の実績がないとそんなチャンスはないでしょうし、継続してそのポジションを獲得し続けるのは、現役時代にも匹敵するような競争があるでしょう。
そのため、選手は引退後にセカンドキャリアを考えるのですが
引退後に何かしようとしてもできることがなく、収入源を失ったり
早くセカンドキャリアに入るために、引退を早く決断することになるんです。
セカンドキャリアの言葉自体がよりマインドを引退後に固定することを危惧して
生まれた言葉なのだろうと思っています。
言葉だけでなく、現役中から別の収入源を作ったり
その準備をしていこうという考え方です。
株式会社Maenomery(マエノメリ)さん
プロアスリートや体育会系学生と企業のマッチングをしたり
デュアルキャリアを推奨する会社
代表の方も元プロアスリートなのだとか。
僕が見させてもらったなかには、プロサッカー選手として午前中は練習
午後からマエノメリに出社、テレアポなど営業の業務に就いている方がいました。
ただバイトで生活費を稼ぐのとは全然違った業務内容、経験になるだろうと思います。
別の言葉で言い換えるなら、副業より複業、本業の合間におこずかい稼ぎでやるのではなく、柱となる収入源をいくつも持つイメージでしょうか。
昨今では一流アスリートが現役中に
クラブ経営、会社経営や、自身のYouTubeチャンネルを開設することも
とても多くなってきました。
コロナのように予期できないことで本業の業績が落ちることもあるわけで
収入源を複数持つことはリスクを下げ、自身の選択肢を増やすことにつながる、
これってスポーツ選手だけじゃなく、一般企業に勤めている方、我々のような
職人仕事もあらゆる方に必要な͡事と思います。