前回からの続き
僕の最初の就職先は名古屋で数店舗ある大型サロンだったので
技術のチェックも厳しい方だったのではと思います。
月1でオーディションがあり
シャンプーやマッサージ、電話応対などもあり
カラー、パーマ、ブロー
それぞれ何種類もあり
カットもウィッグで数種類、実際モデルさんで数種類
めずらしいことでもなんでもありませんが
スタイリストまでの道のりは簡単ではありませんでした。
スタイリストとしてデビューしてからも
日々練習、撮影、講習、ヘアショーと
忙しい日々でしたが
やはりデザインと向き合う、自分の技術を磨くのは楽しく
あっと言う間に20代後半、店長の立場になっていました。
20歳から約8年ほど
ひたすらに自分の技術を磨き、デザインと向き合う
自身の生活やプライベートのために仕事というよりは
仕事のために仕事しているようなところがあったと思います。
そのためどれだけ仕事しても
プライベートが豊かなものにはなっていきませんでした。
おそらく多くの美容師さんがそうであるように
美容師としての成長=生活が豊かになる
そうではないことに、そして何年経ってもそれは変わらないことを
痛感し不安を感じ始めました。
美容師としての働き方、生き方を見直す時期にありました。
続く